※本記事のコンテンツ(文章・ツール等)にはAIを補助的に活用しています。
イラストの相場がわからない!描く人、依頼する人両方に見てほしい適正価格の出し方

イラストの相場って、どれぐらいがいいのか本当にわからなくて難しいですよね…。
描いてほしいと頼まれた!この人に描いてほしいと思える人を見つけた!そこまではよくても、予算などの相談で誰もが必ず頭を悩ませる問題だと思います。
描く人が価格を考える上でひとつ基準となることあります。
それは「時給1,000円を下回ると割に合わない」ということ。
今回は、描き手と依頼する側の双方に役立つ「適正価格の考え方」についてまとめました。
記事の後半に『イラスト相場シミュレーター』というツールを置いてありますのでそちらも参考にしてみてください!
イラストは「その日に入ってすぐできる仕事」ではない
はじめは修行として無料、または安く頼まれ仕事をしていく期間もあると思います。
制作にどれだけ時間がかかるかなども、最初は目星がつかないですもんね。
でも、まだ駆け出しだから…と安い金額でイラスト仕事を請け続けている人に伝えたいこと。
先ほどもお伝えした通り、イラスト仕事は時給1,000円を下回ると割に合いません。
なぜなら、イラスト制作には長い時間をかけて磨いてきた技術が必要だからです。
「数時間で描けるし安くていいや」と思うこともあるかもしれませんが、その数時間で描けるようになるまでに費やした膨大な修練の時間があります。
今日初めてお絵描きソフトを触った人が、その日のうちにプロ級の絵を仕上げるなんてことは絶対にできません。
「制作時間」だけでなく「習得にかかった時間」にも価値がある。 これが技術職の価格設定の基本です。
最初は時間もかかってしまいますし、最低時給以下の稼ぎになってしまうことは仕方ありません。
でも、制作に慣れてきてかかる時間に目星がつくようになってきたら、最低時給は超えるようにしていって大丈夫ですよ!という話です。
安すぎる依頼はお互いを不幸にする
実は、個人のやり取りで金額を安く設定しすぎると、お互いにとって悲しいすれ違いが起こりがちです。
金額が安いと、依頼する側は「正式な仕事」というより「気軽なお願い」の感覚になりやすく、悪気なく何度も修正を求めてしまう(相手の作業時間を奪っているというコスト意識が薄れる)傾向があります。
一方、描く側も「趣味の延長だから」と安く請けてしまうと、いざ相手の要望に合わせて何度も修正を重ねるうちに、「好きに描けない、他のことをする時間が奪われる、割に合わない…」と不満が爆発してしまいます。
絵描きがバックレるというのも、安い金額だとこのような不満がたまったり、責任感の薄さからトラブルとして起こりやすくなってしまいます。
自分の好きなように描く「趣味」と、誰かの要望通りに作品を仕上げる「仕事」は全くの別物です。
適正な金額を設定することは、描く側が「仕事として相手の要望に最後まで向き合うための覚悟代」であり、依頼する側にとっても「相手の時間と技術を尊重し、いい結果を得るために必要な線引き」なのです。
忘れてはいけない5つの「見えないコスト」
気をつけたいのが、作画以外の時間や専門職ならではの経費です。
描く側は、ここを計算に入れずに安請け合いすると気づいたときには時給数百円で疲弊していた…なんてことになりかねません。
イラスト仕事はこんなことにもコストがかかるのか!という参考にしてください。
- 作画以外の労働時間:資料集め、打ち合わせ、メール対応、請求書作成などの事務作業。これらもすべて立派な労働時間です。
- 機材・ソフトの維持費:PCやペンタブ、ソフトのサブスク代、電気代。会社員なら会社が払ってくれるこれらの固定経費もすべて自腹です。
- 修正対応のコスト:「時給」で考えるなら修正が増えれば報酬も上がるのが当然です。無制限の修正対応は自らの首を絞めることになります。
- 権利の対価(著作権の利用許諾):制作費には「絵をビジネスで使う権利」への対価も含まれます。商用や二次利用は別途ライセンス料が発生するのが基本です。
- 機会損失のリスク:その案件を受けている間、他のもっと条件の良い案件を受けられなくなるというリスクを負っていることも忘れてはいけません。
フリーランスの場合、会社員の「倍」稼がないといけない
フリーランスは会社員の倍稼がないと生活が厳しいと言われています。
会社員なら会社が半分負担してくれる保険や年金、これらも自分で納めないといけないし、PCや液タブ、ソフトのサブスク代などの機材費や健康診断の費用なんかもすべて自腹だからです。
また、会社員であれば安定した仕事が常にありますが、フリーランスの場合、プロジェクトの終了と同時に契約がぱったり終わるということもあります。不安定な身なのでもしもに備えた貯金がより大切になってきます。
近年は物価上昇もあるので収入目安が昔の感覚のままでもいけないでしょう。
以上から、個人的な良い塩梅の基準としては、「セミプロであれば時給1,800円くらい」「プロであれば時給3,000円以上」を目指すのが妥当だと思っています。
具体的な計算例として、
時給3,000円 × 1日8時間稼働 × 月20日 = 月商48万円(年商576万円)になります。
会社員の倍稼がないといけないなら時給3,000円でもなかなか大変というのがフリーランスイラストレーターの現実です。
私もフリーランス時代、業務委託での契約時は時給2,500〜3,000円ベースで請けていました。
やはり金額を上げていくことはとても怖かったです。
でも、長年技術を磨き続けて「その金額で全然いいよ」といってくれる雇用主さんと出会うことができました。
『イラスト相場シミュレーター』で計算してみよう!
ざっくりとした目安を割り出すために『イラスト相場シミュレーター』というツールを作ってみました。
描く人向けと依頼する人向け両方の立場から割り出すことができます。
参考の目安を出すために使って頂けたら幸いです!
イラスト相場シミュレーター
条件をもとに、適正な料金の目安を計算します。
条件に合わせて自動で入力されます。ご自身のペースに合わせて変更できます。
市場相場の目安
プロへの依頼目安(時給3,000円)
セミプロへの依頼目安(時給1,800円)
- 個人利用: 個人のSNSアイコン、スマホの壁紙、自分用として1点だけ作るアクリルスタンドなど、イラストそのものを楽しむ目的。
- 動画サムネ・配信・活動用(個人): YouTubeのサムネイルや配信画面の背景、チャンネルアートなど、自身の活動を支えるコンテンツの一部として利用する目的。
- グッズ販売・営利利用(個人): アクリルスタンド、同人誌の表紙、Tシャツなど、そのイラストをメインとした商品を制作し、販売して利益を得る目的。
- 商用利用(企業・広告など): 企業が自社の商品パッケージ、ポスター、Web広告、ゲーム内で使用するなど、本格的なビジネスに利用する目的。
- 無断転載・再配布の禁止:ツールのソースコードやシステムを許可なく他のサイトへコピー・転載して公開することはご遠慮ください。
- 不具合報告の連絡先:「動かない」「誤字がある」などの報告はこちらまでお願いします。
また、相場感や金額の計算がおかしいと感じた等もご報告いただけると幸いです。
まとめ
イラストの値段を決める時、どうしても「高すぎたら断られるかも…」「自分の画力でこの金額は…」と遠慮してしまいがちです。
でも、安すぎる価格で請け負うことは、自分の生活を苦しめるだけでなく、長期的には「絵を描き続けること」自体を難しくしてしまいます。
また、依頼する側にとっても、適正な相場を知ることは良い仕事をしてもらうための大切な基準になります。
適正な対価を払って長く付き合える関係を築くことが結果的にお互いのためになるはずです。
描く人、依頼する人、お互いが一番幸せになれる取引ができますように!
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